人工関節センター

特徴

50代以降の、股関節痛で歩行が辛いという患者様の中でも、レントゲン、CT、MRIなどの画像所見で股関節の重度の変形が認められる場合(変形性股関節症や大腿骨頭壊死などが多い)は人工股関節置換術が薦められます。
当科ではできるかぎり侵襲を少なくした最小侵襲手術(MIS)にて人工股関節置換術を行っております。
可能な限り(人工股関節手術のほぼ9割近くで)、術後早期からのリハビリが可能で、脱臼リスクが非常に低い前方進入法または前側方進入法による手術を行っております。このため術後の痛みの軽減と早期からのリハビリと早期の退院が可能であり、正座などの和式生活への制限もほとんどなく、患者様の満足度も高いです。さらに患者様の病状によっては、両股に対しての同時人工股関節置換術も行うこともあります。
人工関節手術ではクリーンルームを使用しています。術者も滅菌されたヘルメットつきガウンを使用することにより、手術野を最大限に清潔に保つことが出来、術後の感染の予防に努めています。
また人工股関節の手術では可能な限り自己血輸血を行っています。他人の血液を使わないので、輸血の合併症を少なくできます。
術後の肺血栓症の予防のため、抗凝固剤の投与も行います。
高齢者で膝関節に痛みがあり、歩行時痛や階段の昇降時に痛みがひどくなる場合では、変形性膝関節症が高頻度にみられます。
症状が続く場合は人工膝関節置換術の適応となります。その場合、膝のレントゲン検査だけではなく両下肢全長のレントゲンを撮影し下肢全体の変形の有無もチェックして、患者様一人一人に合う最適な手術術式を選択します。
術後の痛みを極力おさえ、スムーズにリハビリテーションが行えるように努めています。さらに両膝に対しての同時人工膝関節置換術も多く行っております。手術およびリハビリテーションが同時に一度で済むため、患者様の満足度も高いです。また、術後の疼痛の軽減のため関節周囲カクテル療法などを行います。
術後の肺血栓症の予防のため、抗凝固剤の投与および術後早期の運動開始を行います。早期の社会復帰を図ってます。

手術実績

  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
総手術数 954例 1,000例 1,031例 1,108例 1,059例
人工股関節置換術 97例 90例 112例 127例 110例
人工股関節再置換術 4例 7例 8例 11例 8例
人工膝関節置換術 70例 78例 76例 99例 92例

予約方法

人工関節センター新患予約

病診連携室

同愛記念病院 整形外科 人工関節センター長 長谷川 清一郎

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